アメリカ人は、本当にスポーツが大好きです。自分でやるのも好きですし、観戦するのも大好きです。
そして、もうひとつ。
子供にスポーツをやらせるのも、好きなのです。
しかも、一つのスポーツに固執しないところが、日本との違いだと思います。
日本は、一つのスポーツをコレと決めたら、何年間か続けてやらせますよね。
でも、アメリカ人は違います。
もし、その子が気に入らないとか、向いていないと分かったら、すぐに別のスポーツに乗り替えてしまいます。
そして、同時に、いくつかのスポーツをやらせていることが多いようです。
ですから、学校のクラブもシーズン制。
なんか、プロのようですが、小さい頃からいろんなスポーツにチャレンジさせていますので、あれこれ出来るように考えられているのかもしれません。
うちの息子も、今のところアメリカ流です。
彼の目標は、すべてのスポーツにチャレンジすること、らしいです。
まあ、それはとうてい無理ですが、確かに、いまのところメジャーなスポーツには、チャレンジし続けています。
ちなみに今は、バスケットにはまっています。
学校の放課後、週に1回練習があり、週に1回試合があります。
その他に、毎日、学校から帰ってきたら、近所のお友だちを相手に、バスケットを2時間ほどやらないと、機嫌が悪いんです。
でも、昨日、バスケ、バスケと言っていた息子が珍しく、キャッチボールがやりたいと言い出して、久しぶりにキャッチボールの相手をしてびっくりしました。
5才のときに、初めて野球をやった息子は、当時、キャッチボールは出来ませんでした。
ボールは取れないし、真っ直ぐ投げられない。
元ソフトボール部だった私は、ちょっとがっかりしていたのですが、昨日の息子は、別人でした。
かなりの距離が投げられるようになっているし、ボールもしっかり取れるようになっていました。
5才の時挫折して以来、野球はほとんどやったことがなかったのに....いつの間にか。
きっと、運動神経って、どのスポーツにも共通する何かがあるんですね。
だから、一つのスポーツに固執しなくても、あれこれやっている内に、いろんな神経を刺激して、相互作用で出来るようになっていくものなのでしょう。
プロスポーツ選手も、小さな頃は、別のスポーツをやっていた、なんて話は良く聞きます。
本当に自分に向いているスポーツを見つけるまでは、あれこれと挑戦して、楽しむことが大切なのかも知れません。
そろそろ、夏のサマーキャンプを決める時期になってきましたが、サマーキャンプは、新しいスポーツに挑戦する丁度良いチャンスです。
今年はなにに挑戦するのか、楽しみです。